みんなで考えながら作ってる感じがたまらなく楽しい / #06

2015年11月1日(日曜日)・ワークショップ6日目

1日目の四井さんの話をそれぞれ心に留めながら、2日目は実作業。今日の目的は「壁を貼り屋根をつけて家っぽくする!」さっそく壁チームと屋根チームに分かれて作業します。壁チームはまずは前回作った枠組みで、木の歪みから生まれてしまった隙間を埋めるところから作業。床もしっかり固定するために、鉄製のシャーシを貫くタイプの強力なボルト(ホールダウン金物)を装着。

次に構造用合板を枠組に沿って貼り付けていきます。慣れてきたせいか、合板という薄い素材だったせいか、前回よりインパクトドライバーが打ちやすいように思えました。ちょっと嬉しい。壁に囲まれるとぐっと家っぽくなってきます。中に寝転んでタイニーハウスに住んでいる妄想にひたるメンバー。そうこうしている間に、屋根チームは前回の壁と同様のやり方で、木材を切り出し縦横にはめていき、屋根をさくさく作っていきます。

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お昼休憩をはさみ、窓の取り付け位置をみんなで考えます。窓の位置って重要なんですけど、いろいろ考え出すと何を基準に決めていいか迷うものです。寝っ転がったときに外から見られないか試してみたり、窓枠にビールを置いて風景を眺められるか考えてみたり(笑)普通はワークショップって、すでに作業する内容が決まっていて、設計も決まっていて、「はーいみなさん、この通りにつくってくださいね〜」というのが大半だと思うのですが、こうやってどうするか参加者で考えながら作れるって、なかなかないと思います。そしてこれが最高に楽しい。みんなで考えながら作ってる感がたまりません。しかし悩んだ末、結局決まらず(笑)「廃材で使える窓とかあれば持ち寄って、巡り合わせで決めていきましょう」という方針に。このあたりのゆるさが、このワークショップの良いところだと思います。

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さて、作業に戻り次は断熱材のはめ込みに。スタイロフォームという断熱材を、内側から枠組みの形に合わせて切り出してはめていきます。材料の数と大きさは限られているので、どう組み合わせていくのかを考えながらはめていき、微調整はカッターで。その間に屋根が出来上がったようなので、よいしょっと持ち上げて上に載せて引っ張ります。「せーの!」の掛け声で屋根がスライドして乗っていく様は、なかなか壮観でした。壁と屋根ができ、一気にタイニーハウスらしさが増しました!今日はここで作業終了。座学を通してこれからの暮らし方について気づきがあり、実際に手を動かして一歩一歩進んでいく。2日間にいろんな要素がぎゅっとつまっていて、充実感で家路につきます。次回はどんな学びが待っているのか楽しみです!

文 :細井愛
写真:三枝ナオミチ
映像:Ben Matsunaga
講師:新田和典 小田切浩 安崎勝人 本間広基 佐藤篤